スギモト e-お肉ショップ本店

スギモト e-お肉ショップ

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明治三十三年創業、お肉一筋に歩んできた尾張名古屋の老舗精肉店『スギモト』は、昭和の時代から地域一番店を目指して店舗展開を進めてきました。平成に入り、日本全国のお客様に美味しいお肉を届けるため、関東・関西へと積極的に販売網を広げてまいりました。そして、生産から加工、卸、小売、外食まで、幅広い事業展開で、お客様に支えられながら120年以上が経過しています。お肉一筋でお客様に感動と幸せを提供し、令和という新時代においても、日本一愛されるブランドを目指して進化を続けてまいります。

「安心・安全でおいしい食肉をご提供し、豊かな食文化に貢献する」──それがスギモトの想いです。
スギモトの創業は明治三十三年(西暦1900年)。120年以上の伝統を積み重ね、食肉一筋を貫いてまいりました。現在では、牛の肥育から生産、製造、販売まで、グループ内で流通の全工程を網羅しています。
食肉の分野において、こうした一貫体制をグループ内で築いている企業は、当社を含め数えるほどしかありません。この体制により、生産者の顔が見える安全な食肉の確保はもちろん、お客様のご要望に応じた品質や量にも迅速に対応することが可能となっています。
これからも、長年培ってきたノウハウを活かし、お客様の声にしっかりとお応えしてまいります。

三重県中南勢地域に位置する、雲出川と宮川に挟まれたエリアは、気候が温暖で豊かな自然に恵まれています。松阪牛は、この地域で肥育されています。全国から優秀な但馬系の血統を持つ子牛だけを導入し、健康に育てられます。松阪肉牛協会が運営する「松阪牛個体識別管理システム」に登録された黒毛和牛の未経産牛(お産をしていない雌牛)であることが、松阪牛の条件の一つです。雌牛は、雄牛や去勢牛と比べて肉質が柔らかく、脂の融点(脂の溶ける温度)が低いのが特徴です。それは、手のひらの温度でしっとりと溶け出し、融けた脂はさらりとしてべたつきがありません。そのため、食べた時にしつこさがなく、肉の旨みと脂が調和し、風味豊かで深みのある味わいが引き出されます。

スギモトの松阪牛の取り扱い量は、全国でもトップクラスです。特に、全国の有名百貨店などで提供される「松阪牛精肉ギフト」の取り扱いは、高いシェアを誇ります。その大きな理由の一つが、三重県松阪でも歴史のある“牛づくり名人”「竹内牧場」との契約です。竹内牧場は、松阪牛の生産エリアでも特に良産地として名高い櫛田川流域に位置し、恵まれた環境の中で上質の松阪牛を丹精込めて育てています。格付けはもちろん重要ですが、一番大切なのはお客様に食べていただいた時の美味しさです。「竹内牧場」では、“最高の松阪牛”を追求するために、日々牛と呼吸を合わせ、一頭一頭と向き合いながら愛情を込めて肥育しています。飼育や飼料に細部までこだわり、竹内牧場で大切に育てられた松阪牛は、脂肪と赤身のバランスが優れ、見事な霜降りはまさに「牛肉の芸術品」と称されます。見た目の美しさも、その美味しさを一層引き立てます。

良い肉を作り出すためには、優れた生産者の存在が欠かせません。事実、同じ血統の子牛でも、与える飼料や飼育方法、環境によって、食肉になった際の品質には大きな差が生まれます。スギモトが信頼のおける生産者と直接契約を結び、市場を通さずに仕入れをしているのは、そのような理由からです。
日本各地にある契約牧場の中でも、特に強い関わりを持っているのが、松阪牛を育てる三重県多気郡多気町の「竹内牧場」です。豊かな自然に恵まれた環境の中、牧場主の竹内親子が、1頭1頭と向き合いながら愛情を込めて飼育を行っています。竹内牧場の松阪牛は、脂肪と赤身のバランスが絶妙で、霜降りの美しさは目を見張るほどです。全国的に高い評価を得るようになった現在でも、竹内親子は妥協を許さず、「もっとおいしい松阪牛を」と毎日努力を続けています。情熱を持って飼育に取り組む生産者との二人三脚で、スギモトの品質は守られているのです。

宮崎県、沖縄県を中心に、自らの目で確かめた子牛を買い付け、竹内牧場の肥育方法に合った子牛選びを重視しています。そのためには、繁殖農家にも足を運び、意見交換を積極的に行います。すべては、品質の良い牛を育てるためです。特にこだわりを持っているのが、「おいしさ」です。お肉を食べたときに、口の中でとろけるような、さらっとした脂質を最も重視しています。すき焼き肉を、翌日火を入れなくてもおいしく食べられる牛、食べておいしい牛を追求していきたいと考えています。先人たちが築き上げてきた松阪牛のブランドを背負い、これからも品質の良い松阪牛を追求していきます。

自信を持って“おいしい肉”とおすすめできる理由は、ぶれない信念と、品質を守るための真摯な姿勢にあります。“おいしい肉”とは何か? その価値を規格化したのが、公的機関による格付制度です。食用可能部分の比率を表す「歩留等級(A〜C)」と、サシ(霜降り)の量や、肉の色沢、キメなどを判定した「肉質等級(1〜5)」を組み合わせたもので、「A5」や「B4」という表現を耳にしたことがあるかもしれません。また、「松阪牛」や「神戸牛」といった銘柄は、特定の品種や飼育方法などの条件を満たした肉にのみ与えられる称号です。
しかし、創業以来長きにわたり、お肉の専門店としてお肉を提供し続けてきたスギモトのポリシーは、等級や銘柄だけにとらわれないことです。血統や生産者のデータをもとに、格付けに現れない肉の良さを見抜くのは、仕入れを担当する熟練の目利きたちの役割です。
さらに、スギモトは信頼のおける生産者から直接買い付ける「相対取引」を積極的に行っています。飼料の選定をはじめ、飼育の段階から関わりを持つことで、スギモト品質にかなう“おいしい肉”を追求しているのです。

「肉の良さは、等級や銘柄だけに現れるものではない」このスギモトのポリシーは、肉本来の資質を見抜くことができなければ実現しません。仕入れ担当者には、お肉の専門店として、自信を持ってお客様にお届けできるお肉かどうかを判断するための目利きが求められています。必ずしも「A5」ランクの肉が最高というわけではありません。長年にわたって多くの肉を見てきた経験を活かし、生産者や飼育の段階まで遡り、本当の肉の品質と価値を見極めることが仕入れの仕事です。

スギモトでは、健康な牛を育てるために、契約牧場において飼料や飼育方法を細かく指示し、おいしさと安全の基本を確立しています。また、製造現場から小売店、飲食店に至るまで、独自の衛生管理体制と衛生管理委員会による監視のもとで徹底した衛生管理を実施しています。さらに、ISO22000認証を取得し、食品安全を生産から消費まで管理する国際標準規格に従っています。加えて、スギモトの牛肉はトレーサビリティが確保されており、個体識別番号を通じて、いつどこで生産・加工されたかを確認できる仕組みを提供しています。

スギモトでは、グループ会社の自社工場で徹底した衛生管理のもと食肉を加工しています。すべての過程で厳しい品質管理を実施し、特に工場内では品質と安全を確保するため、常に最善の努力を重ねています。

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